現状否定を繰り返し、現状から脱出するために死に物狂いの努力

 

飲食業でない人が読めば、「なるほど、しかしウチとは事情が違う。うちが飲食業なら。。。」と言い放つ人たちの顔が目に浮かぶ。そこに大きな間違いがある。

一見、乱暴なようでも、原理原則を貫いている点に共感する本だ。本のタイトルは本が売れるように考えられたにすぎない。「売れる仕組み」というより、「売れる生き方」の方が正しい気がする。

「常に現状否定を繰り返し、現状から脱出するために死に物狂いの努力。」。。。言ってみればこれだけですが、これができない。

社長自身がやるからできる。やれるようにひとつに絞り込んでいる。

ひとつに絞り込めるように万一を考えて逃げ場も用意している。「ハイリスク、ハイリターン」でも「ギャンブル」でもない。色川武大氏がプロの賭博師の博打の張り方を書いていたがそれに通じる。

プロはそれで生計を立てているのだから、賭博師といえども運に任せるような賭け方は絶対にしない。どんな商売でも同じだ。

SEOもSNSもひとつの事例にすぎない。大事なことは進取の精神と行動。その源泉は成功にしがみつかない現状否定にある。現状否定こそ失敗しない対策なのだ。その失敗の事例を行列のできる人気ラーメン店で語っている。

飲食業に限らない。どんな職業にも通じる仕事の話であり、人生の話だ。錆びた脳を磨くのに最適の良書。ハウツー本では語られる事のない真実がある。

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