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人は自分が使っている脳の範囲でしか考えることができません。

だから、自分の知らないこと、考えたことのないことを言われても言われれも考えようがありません。仕方がないですね。

コレクターが夢中になる硬貨や紙幣のことには精通していても、株の話になると全然通じないことはよくあることです。

こういう分かりやすい場合はすっと腑に陥ちると思いますが、
より日常的な話になるほど、自分にも分かると思うので、
全く通じないというようなことが起こります。

そんなときに役にたつのは「洞察力」です。

「洞察力」とは、物事の性質や原因を見極めたり推察したりするスキルや能力のことです。

しかし人は自分が使っている脳の範囲でしか考えることができないので、
洞察も推察もできないので、「洞察力」を働かせようがありません。

たとえば妖怪はいると感じている人が妖怪の話をしても、
考えたこともない人は、「この人は頭がおかしい。」で片付けようとします。

「もしかしたら、いないと信じている自分が間違っているのかも?」と疑うことをすれば、一度検証してみよう」というように脳の使う範囲を広げるようにします。

こういった作業の繰り返しが「洞察力」を育てます。

洞察力を使う習慣ができると、脳を使う範囲も広がります。

日本人は今年の流行語大賞で代表されるように、ラベル貼りが得意です。
誰かが「草食系」「モンスターペアレンツ」「クレイマー」という言葉を使い流行すると、「そうなんだって」のノリで理解してラベルを貼ってそれ以上掘り下げずに使います。
使えるけど役に立ちません。

このラベル貼りで一件落着みたいなことをしていると、考える力がどんどん低下します。
つまり他者の気持ちを察することができなくなってしまう危険があるということです。

仕事で全然考えたこともない課題が持ち込まれることはよくあります。
新聞情報がベースになっている場合も少なくありません。

課題に触れたとき、多いのが「なんかおかしい」が最初の反応です。
「なんかおかしい」という直感は原理原則に適っていない場合に起こります。
そうすると課題に関係した業界、傾向、を探ります。

すると課題の奥にあることが発見できます。
発見したことをつなぎ合わせていくと、あるストーリーが見えてきます。

そこで課題と照らしあわせ、どうしたらいいのか、対策も考えることができます。
このプロセスでの掘り下げる力が質の違い、人間力の違いになります。

世間の常識に素直になるか、違和感に素直になるか。

洞察力はその違いで使われるか、使われないか、そこが運命の分かれ道だと思います。

違和感を感じる力は直感によるものですが、直感は原理原則に精通していないと、間違ったことを感じてしまいます。
気をつけたいですね。

 

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