氷山 の一角

「見える力」と「見えない力」

D.C.マクレランドは、コンピテンシーで言う「見える力」「見えない力」について「氷山 の一角」に例えて説明しました。 

氷山は海に浮かんでいますが、水面上にある目に見える部分は全体の20%程度でしかな く、約80%の目に見えない部分は水中に隠れています。 

人間の能力は氷山のようなもので、目に見えない部分の能力の影響力が大きいというわけ です。

つまり、あなたの見ている「じぶんの見える力」とは「氷山の一角」でしかないのです。

 「やりたいとは思うけど自信がない」悩みは、「氷山の一角」しか見ていないからです。

重要な20%が80%を実現しているという20:80 の法則(パレートの法則)があります。

これと組み合わせて考えると、複雑そうなこの世界もシンプルライフなのだと思えるようになります。

氷山の一角を入れ替えるといいのです。 

見えていないない「成果の出る行動」を見える化して、意識的に行動を実行すれば目的の 達成は遥かに容易になります。

「目的達成に成果のない行動」は不必要なものとして意識外(水面化)におけばいいのです。

 

「内側の力」と「外側の力」

そもそも、水面上にある力、人間の能力の目に見える部分とは、知識、技術、経歴など経 験を積むことで能力を磨いたり蓄積することができるもので、主に外的な評価が容易な 「外側の力」がほとんどです。

 一方、水面下に沈んだ力は、価値観、動機、考え方、性格、行動などであり、なかなか見 えにくい把握困難な要因で「内側の力」です。

「内側の力」は認識が難しいので、能力開発が困難な部分です。

「内側の力」は、内外を意識しないまま、天性の資質として開発外 に置かれがちです。

自分は「内側の力」が「天井が落ちてこないようにしている「ライフスキルの柱」だと思って水面上に出すようにしています。

蚤の競争という話を聞いたことがありますか。蚤はピョンピョン飛びますが、飛ばない仲間に合わせてやっていると知らず知らず、目に見えない天井ができて、飛べなくなってしまうのです。
「思い込み」というのは本当に怖いです。

だから「もっとできる」という思いを意識的に毎日の行動に組むこむことを推奨しています。 この氷山の水面下にある部分がコンピテンシー(高業績者に共通してみられる行動特性)です。
コンピテンシーは広義には氷山全体をさし、狭義には、水面上と水面下を分けた上で、水面下の部分を指します。

あなたが、自分の目的を定めることもできない状態では、あなたは氷山の一角を自覚して いるに過ぎない。「やりたいとは思うけど自信がない」というのは、水面上の氷しか見え ていないからです。

いい人が実生活で恵まれているわけではありません。本当に能力のある人が社会的に認められているわけではありません。

その最大の原因は自分自身の評価に問題があります。

自分と他者に否定的で、効果的とは言えない完璧主義に苛まれ、厳しくして、自分の水面 下の能力に正当な評価をしないでおいて、注目しないのは悲劇です。

 

氷

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