おかあさんは、子どもがとる行動の意味がわからない時ってありますよね、
だからといって、不安な気持ちで育てると、子どもも不安になります。
わからなことはたくさんあるけど、やっぱりポジティブが大事。
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになるし、
広い心で接すれば、キレる子にはなりません。
だから感情の扱い方だけは繊細な気遣いをしてあげたい。
今日は感情と感情的な行動の違いについてお話しします。
感情表現と感情的な行動はちがうこと
出典 http://www.siruzou.jp/sougou/2376/
アメリカ映画に有名な「風と共に去りぬ」という名作があります。
私はそれをもじって「感情と共に去りぬ」と言ってます。
感情的な行動によって、自分を台無しにしていることが多いことを指しています。
人は感情によって、生きる喜びを味わいますが、感情的な行動によって傷つけたり、傷ついたりしてしまうからです。
感情の表現と感情的な行動は似ているようで、まったく違います。
感情の表現はすべての人に与えられた権利
感情そのものに良いも悪いもありません。
感情の表現はすべての人に与えられた権利です。
スポーツ観戦での応援などのケースを別にしたら、感情的な行動は、ほとんど慎むことがよいこととされています。
法律、マナー、エチケット、あるいは自分の良識によって、自制心によって、どういう行動が良いのか、方向づけられています。
かわいい子どもたちを、幸福で、良心と良識のある大人に育てるには、感情の扱いを大人が間違わないにしてあげたいですね。
感情の扱いに注意しながら、「分かち合う」感情を育ててあげたいですね。
感情的な行動をとらないようにさせるには
こどもが感情の扱いに困って、感情的な行動をとることは少なくありません。
だからといって、それを認めていると、こどもは感情的な行動をとっていいものと勘違いします。
それが習慣化すると、将来、周りの人を傷つけ、最終的には自分も傷つき人生を台無しにします。
感情的な行動から、守ってやるには、感情の表現を積極的に認めてあげることです。
表現を認めて共感してあげる
抑えつけるのではなく、表現を認めて共感してあげることです。
「うれしいのね」
「怒っているの?どうして?」
「悲しいね。大丈夫よ」
「寂しいの、ママがそばにいるからね」
お母さんがする「八つ当たり」は、感情の抑圧が原因です。
感情の表現を正しくさせてあげるのは、ママにも言えることです。
まとめ
感情的な行動が目立つ社会です。
ブレーキがかからないということはないと思います。
ブレーキをかけなくても良いと判断してしまうのでしょう。
自分にゆるい、ゆるくていい文化は、どのようにして生まれるのでしょう。
少子化、核家族での子育てで、分かち合うことを教えられていない気がします。