禁止令をかけないで。

子育て
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親しくしてはいけない

こどもにとって重要なのは保護と愛情ですが、感受性の強いこどもは、一層敏感なので影響も大きいものです。

敏感な子には、言語、非言語を問わず親のメッセージが強く浸透します。

「お前は悪い子だ」というネガティブなメッセージは、「お前は生きる価値がない」というように届く場合があります。

これが禁止令になって「お前は生きてはいけない」が入り込むと、病気がちな子になることがあります。

破壊行為、自傷行為に走る原因になることもあります。

禁止令とは

禁止令

禁止令とは「・・・・してはいけない」と命令です。

ほとんどの場合、親・保護者から受けたメッセージで、彼らの固定化した考え方で、愚痴や小言を通してインプットされます。

それは彼らが体験を通じて思い込んだことですが、その体験もまた禁止令の拘束を受けた行動の結果のものであると言えます。

 

離婚など離別は親の問題ですが、こども特有の万能感が裏目に出て、自分の責任と受け取るこどもは少なくありません。

すると「異性と仲良くしてはいけない」というネガティブで強い「禁止令」が効いてしまうこともあり、成人しても異性とのトラブ

ルが絶えない人生を過ごすようになったりします。

特に女性の場合、母親の入り込み方が強く、自分の身代わりのように母親が関わる傾向が強く、男性が父親から受けるよりも影響が強いので注意が必要です。双生児のようと言われる母娘の関係は仲睦まじいという点では理想でも、危険が含まれていることに注意しましょう。

禁止令のあれこれ

愛してはいけない

では、どのような禁止令があるのか、見てみましょう。

注目してくださいね!

禁止令のサンプル

世の中は危険がいっぱいだ、なにもするな

・ お前は身体が弱い。働いてはいけない

・ お前は頭が悪い。勉強してはいけない

・ お前が男であることに落胆した。男らしく振舞うな

・ 人は働くために生まれた。楽しんではいけない

・ お前には取柄がない。自分を大事な人間だと思うな

・ 泣く子は嫌いだ。自然な感情を表してはいけない

・ なにもするな。世の中は危険がいっぱいだ。

・ 異性は信用できない。愛情を求めてはいけない。

禁止令の入り方、言葉の事例

禁止令をかける母親

禁止令は、次のような簡単な言葉になって人の心にしみこんでいるのです。

禁止令を後押しする言葉の例

・ (母親から)のろま

・ (父親から)不器用

・ (祖母から)やせっぽち

・ (姉から)口下手

・ (兄から)泣き虫

・(幼稚園の先生から)甘えん坊

・(小学校の先生から)音痴

繰り返し使われれて思い込む禁止令のトリック

無形資産の運用

さらに客観的に観てふさわしくない信念のように固定化した考え方が、まるで「世の中の常識」のように繰り返し伝えられます。

・異性は信用できない

・人間関係なんていい加減なものだ

・兄弟(姉妹)は他人みたいなものだ

・商売は難しい。失敗が関の山

 

女の子が欲しかった親が、男児に向かって「女の子だったらねえ」というようなメッセージを多発すると、「男であってはいけない」という禁止令のもとで、性の混乱が起こることも少なくありません。

禁止令によって

悪玉ストレス

「行きたいけれど、行きたいけれど、行きたくない。行ったところで、私にはいいことがない。」
「やりたいけれどやりたくない、どうせ失敗する。」
「愛したいが愛せない。どうせ私は裏切られる」

というように考える癖がついてしまうのです。

これでは意思決定ができなくなります。

それが慎重という点でいい場合もありますが、デメリットになる場合の方が多いようです。

禁止令が働いていてネガティブな面を選択する癖があるからです。

禁止令の背景には自己否定感、他者否定感の構えがあるため、ネガティブな面を後押しします。
禁止令が働くと、真の欲求であるポジティブ面が抑圧され、ネガティブな面が表面にでてくるので、自分の真の欲求に率直に従えなくなります。

それによってますますうまくいかないことが出てきて、その失敗からまずます自己否定感が強まります。
他者否定感は自己否定感の裏返しである場合が大半で、他者否定感を持って他者と接していると、関係性は悪くなりこじれ自己否定感を強める結果を迎えます。

その繰り返しは悪くなる一方になります。禁止令が人間関係の基本的な構えにも悪い影響を与え続けるのです。

禁止令が影響する「人間関係の仕方」

トラブル

人間関係の構えは以下のように4つあります。

・ 自分はOK、あなたもOK (自己肯定・他者肯定)

・ 自分はOK、あなたはNO (自己肯定・他者否定)

・ 自分はNO、あなたはOK (自己否定・他者肯定)

・ 自分はNO、あなたもNO (自己否定・他者否定)

 

この内、否定のないポジティブなものはひとつしかありません。「自己肯定、他者肯定の自分はOK、あなたもOK」だけです。
つまり大雑把ですが、1/4、25%の人しか自己実現できないという計算です。実際にはもっと少ないでしょう。

幸福な人間関係を築くには、両者が 自分はOK、あなたもOKの構えでいて、実行していることが条件です。

このような両者が家庭を持つと家族は健全に機能して、こどもも自分はOK、あなたもOKの構えで成長していきます。

 

もし、不幸にして自己否定、あるいは他者否定の構えを持っていたとしたら、変更するように努力しましょう。

パートナーには 自己肯定・他者肯定の構えを持つ人を選ぶのが賢明です。

自己肯定・他者否定、あるいは 自己否定・他者肯定の人をパートナーにすると苦労は絶えず関係もこじれる場合も少なくありません。

否定的な人を見分けることは、さほど難しいことではありません。

彼らがラケットという手法を使うからです。

禁止令の仕組みが分かれば、解放される

仏教は「宗教」として多くの人に認知されています。

しかし、どちらかというと、哲学の側面が強く、東洋思想の基本であって、心理学といえます。

下にリンクしたページは、本当の自分を見つけるプロセスを10枚の絵で描いたものです。
禁止令は深層心理に潜り込み意識することは困難ですが、解決できることを物語っています。

無形資産の教科書|十牛図「返本還源(へんぽんげんげん)」
「十牛図」9番目の絵は、返本還源(へんぽんげんげん)では、空の世界から自然が還ってきました。牧人はすべてをあるがままに見ながら生きることができるようになりました。「返本還源(へんぽんげんげん)」の問いは「自然とはなにか?」「あるがままとはな

まとめ

もし、あなたがまだ幼くて好奇心に満ちていたとします。

好奇心は、危険・安全にも留意しますが、自分の想像しないことを引き起こす可能性があります。

そこで失敗したとき、親からひどく叱られることがあります。

親の心配はありがたいですが、心配の引き金が「あなた」より「親のメンツ」にあると、あなたへのケア以上に親の心のケアに向いてしまします。

こんなときに、発信された言葉、態度は、子どもを傷つけます。傷は深く浸透して「禁止令」になることがあります。

禁止令をかけるのにラケットは有効なので気をつけてください。

人生100年時代のいきいきゴエス

こんにちは。あなたの願いを実らせるNaomanです。

WEBショップ「ベッド習慣」を運営する一般社団法人いきいきゴエス協会の理事長をしています。
一般社団法人いきいきゴエス協会」は人生100年時代の3大資産を支援、介護予防、終活カウンセリング、睡眠マスター養成などを主宰しています。整理収納アドバイス、ファイナンシャルプランナー、ビジネスコンサルタントです。

エンドレスにワンダフルな100年時代の人生戦略は、まず身近な整理収納から〜をガイドラインにしています。
エネルギッシュな活性資産は、心地よい快眠なしには得られないからです。

心地よい快眠のためにストレスのない毎日をお過ごし下さい。悩みがあれば無料相談も受け付けています。
安心してご相談ください。20年のキャリアでお答えします。

スリープアスリート MINORUさん
一般社団法人いきいきゴエス協会」は、ひとつの目的に向かって事業を行っています。
それをまとめたものが次の図です。

スタートは「私の幸せ」

・・・漠然としたもので、どちらかというと「うまく生きていけたらいいな」というレベルです。
でも現実にはお釈迦様も言われたようにこの世は「四苦八苦」です。

そういう世界をくぐり抜けて「幸福な人生」を全うしたいと思うようになります。
それを具体的に実現する人生100年時代を幸せに生きるお手伝いをするのが当協会の目的です。

スリープアスリート

図ではファイナンシャルプランナーの部分が大きく見えますが、「経済」の部分を詳細に表しているので、こんな表になりました。

実際には「愛情」「仕事」「健康」「子育て」の部分でも、この程度の詳細な部分があります。

ゴエス協会では、「ゴエス」の文字通り「整理・整頓・清掃・清潔(磨く)・習慣(躾)」つまりローマ字表記にすると頭文字がSで始まる5つ。5Sになることから「ゴエス」と言ってますが、5Sによって暮らしを落ち着かせることが「幸福な人生」を実現するもっとも簡単な方法だと考えています。

誰でもできることなので、難しいことではありません。
と、言っても、人の一生のことなので、課題は多岐に及びます。
それを簡単に進めていくのが、5Sです。

いきいきゴエス協会の詳細はこちら

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睡眠は食欲・性欲・睡眠欲と言われるように人間の三大欲求のひとつです。しかし最も関心の低い扱いをされてきました。睡眠障害、睡眠負債が健康を害しています。運動には関心が高くなりましたが、同じように「攻めの睡眠」が必要です。
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