最良の自分を伝えるために「感情的な行動」はしない

私たちは個人生活でも、職場にあっても、責任を果たすことは喜びです。
一方で、果たせない場合のことを考えると不安です。
その狭間で、ストレスを感じ、努力をする一方で逃げ出したくなります。

逃げ出したくなるときに、コミュニケーションにも異変が起こります。
嘘をつく、行動化するなど様々な問題が生じます。
数々の依存症はその典型で隠された動機が潜んでいます。
大抵の場合、依存症の対象となるものが「実は好きでない」という特徴があります。

つまり嫌なことに時間、お金をつぎ込んで、本当にしたいことから遠ざかっているのです。

自分の感情を知ることは、人生を成功させるためにも必要不可欠なのです。

日々、感情と共に暮らしている

感情の動物であるわたしたちは、なにかを伝えようとするとき、感情と共に発信しています。
また感情と共に必要なメッセージを受け取っています。

たとえば駅で切符を購入するとき、カウンターの向こうのスタッフさんから「切符」だけを買うわけではなく、そのひとの気持ちも受け取ります。

そのため気持ちいい、不愉快といった気分が生じます。
なので、言葉だけ、間違わなければいいと思っている人は、好ましく思われません。

最良の自分を伝えるために「感情的な行動」はしないというのは大原則です。

評判は貴重な資産です。
高い評判は、自ら高め、守り抜かなければならないのです。特に事業では

素晴らしい評判を確立すれば、新規客と固定客の両方、さらに優れた人材を集める効果があります。
そのために企業は「評判」にこだわりますが、評判を高めるプロセスに心血を注いでいる企業が少ないのが現実です。

クレームがあっても無関心でいるのは、見たくない現実から逃げ出す習性が働いているようです。
多くの人が見落としているのは、企業の評判ではなく、自分の評判です。

企業に従事している人が、もっとも気にかけるべきは、企業の評判ではなく、自分の評判なのです。そしてリーダーがもっとも気にすべきは、個々の個人が、自分の評判に注目する仕組みが機能していることなのです。

企業の評判はその総和でしかないのですから。
これは政党などすべてんも組織、さらに家庭に通じることです。

FOR THE TEAMといえるのは、十分に自分の評判が高い人だけなのです。
その前に、自分の評判が信頼に値して感動させられる必要があります。

評判を高める方法は個人も企業も同じです。

いつも素晴らしい仕事をしていると信頼され、評判が高まれば綺語の評判も高まっていきます。
収益性というテーマは評判次第なのです。

高い評価は、自分を律することができる自律性の高さの結果です。

自律性は、日々の行動の賜物です。
人は誰も感情の動物ですが、感情的な思考、行動を積み重ねていて高い自律性が確保されることはありません、

自律性を高めるために感情の扱いに注意する。ゴールデンルール（黄金律）です。

日頃の習慣、行動、人間としての質。自分の評判がどんな影響を与えているのか。
評判とは。他人の目を気にするというのでなく、自分のスタンダードに到達するという約束。
つまりスタンダート（基準）、約束とは、自分の存在証明以外のなにものでもないのです。