自分の欲求が叶う瞬間を迎えたときに「なぜか、『し合わせ」を自ら崩壊させてしまうのか」。「肝心なときに失敗してしまう」不思議に感じたことはありませんか?
これは親(保護者)からの「禁止令」が働いているからです。
禁止令に束縛されて思うようにアサーティブになれず、自分の人生が生きられない状態から解放します。
この記事は、以下の方におすすめです。
- 何度も同じような場面で失敗してしまう
- いつも自分の願望が叶わない
- アサーティブになりたいのになれない人
このような苦しみ、悩みから、あなたを解放します。
禁止令はどこから来たのか
どのようにして禁止令が入り込み、働き、影響を与えているのか?
どうすれば、禁止令から解放されるのか。人生100年時代と豊かに生きる支えになれば幸いです。
禁止令は子どもを弱くする
子どもにとって重要なのは保護と愛情ですね。
しっかり愛着を体験し、絆を持つことができた子どもは大人になったとき、自律した行動がとれるので、リーダーシップを発揮して自立できます。親と子の「愛着の絆」が子どもを強くします。
一方、全く逆の環境で育った子どももいます。
自分の欲求が叶う瞬間を迎えたときに「なぜか、『し合わせ」を自ら崩壊させてしまうのか」。「肝心なときに失敗してしまう」不思議に感じたことはありませんか?
これは無意識に「禁止令」が働いていて、自分の欲求を封じ込めてしまうからです。
いつ禁止令を取り込むのか
子どもは重要な決断を1歳半までにしてしまうと言われます。その後も敏感にいろんな情報を受け取りながら3~5歳までに人間関係に対する構えをしてしまいます。
これらは、ほとんど潜在意識に送り込まれ、意識することはありません。その後幼稚園~小学校で「社会体験」をしますが、このときに自分の考えの基礎になっているのが、潜在意識にある5歳までの情報です。
子どもは親の保護がないと生きていけません。生きるために自分の欲求を抑え込んでしまいます。
親にしてみたら、言うことを聞かないように見えても、実際には親の言うことを聞いています。
いかに幼児教育が重要か。特に愛着を体験し、愛着の絆を持つことの重要性が解りますね。
禁止令、14の事例
- 「存在するな」
お前は邪魔な存在だ。生きていてはいけない。おまえのせいで苦労する(貧乏になった)。
- 「女(男)であるな(性的同一性の否定)」
お前が女(男)であることに落胆した。
女(男)らしく感じたり、振舞ったりすることを禁止する。
- 「楽しむな」
人は苦しみ、働くために生れたのだ。遊んだり、楽しむことをしてはいけない。 - 「成長するな」「親から自立してはいけない」
おまえは私の可愛い子だから、大人になってはいけない。私から離れて成長してはいけない。 - 「何もするな」「成功するな」
お前は何もできない子だ。何事も完成してはいけない。成功を禁止する。 - 「重要な人になってはいけない」
お前には何の取柄もない。自分が大事な人間と思ってはいけない。 - 「感じるな」「感情を表に出してはいけない」
世の中は危険で一杯だ、あれをするな、これもするな、。一人で行動してはいけない。 - 「所属してはいけない」「仲間入りをしてはいけない」「孤独でいろ」
私たちは例外だ。みんなの仲間入りをするな。 - 「愛し合ってはいけない」
愛情なんて気まぐれで信じるものでない。
人を本気で愛したり、信じたりしてはいけない。 - 「健康であってはいけない」
あなたは弱い子。ふつうでないのだから、外の人と違うのだから、健康でいてはいけない。 - 「考えるな」
それは秘密にしておくことだ。それ以上、探索したり、考えたりしてはならない。 - 「知ってはいけない」
子どものお前に何がわからないことだ。余計なことを考えてはいけません。 - 「子どもであるな」
泣く、怒る、笑う、痛がる。子どもは嫌いだ。自然な感情を抱いたり、表わしてはいけない。 - 存在するな
- 「近寄るな」「じっとしてろ」
「忙しいから後にして」「静かにしろ」、静かにしていると「いい子だね」と言われる。以上、禁止令の事例をピックアップしました。あなたの思うようにいかない原因と思うことはあったでしょうか。禁止令に束縛されていきるとは、この画像のような状態で生きることです。
まとめ
- 何度も同じような場面で失敗してしまう
- いつも自分の願望が叶わない
- アサーティブになりたいのになれない人
このような苦しみ、悩みから、あなたを解放のお役に立てたでしょうか?
禁止令から解放する・・・この目的を達成するために、まだまだ続きます。
禁止令がかかっていると、独特の思考回路を使って、似たような結果にたどり着こうとします。
自分でも歯止めが効かないのです。
理屈ではヘンだとわかりますが、その最中にいると気がつきません。
後でなんで、あんなことをしたのか、言ったのかと思いますが、後の祭りになってしまいます。
必ずあなたを解放するので、最後までおつきあいください。