人はなぜあんなことするのか?と思う時があります。
それは癖です。
癖に意味はありません。
癖は執着です。
その行為に執着している・・・繰り返されることが癖になります。
では、どうして、癖が身についたのかを考えながら天邪鬼のミステリーには仕組みがありました。
真逆の行動をとる仕組み
子どもは、無力な存在です。
大人が思う以上に、注意深く暮らしています、
生きるという点では。本質と向かい合っています。
怒ったり、泣いたり、喜んだり、自然な感情表現を通して体験し、わずか1歳半で決断しています。
愛情不足があると、自分は愛されていないと決断して素直な表現をしなくなります。
子どもにとっては、生きるための戦略なのです。
「この戦略はうまくいくぞ」と感じると、繰り返し使うので癖になります。
癖は自然とそうなったものではなく、自分が執着したパターンです。
大人になっても使い続け、洗練されていきます。
ある男性の告白
ある中年の男性は「私は現在、銀行の支店長です。私はほんとにまだ小さいとき、誰にも頼らず自分ひとりでやっていくと決めました。それが最良の選択だと思いました。そのため嘘をついてやろうと思いました。そしていま虚言症だと感じています。」と語りました。
これがこの男性の生きる戦略なのです。でも虚言に意味はないと言います。癖なのです。
どんな学校に入学して、どんなスキルを身に付けるか、どんな企業に就職するかは、戦術でしかないのです。
戦術以前に生きるための戦略があり、戦略が自分を支配します。
自分を表現して傷つくくらいなら、自分が拒絶してやろうとするのは、自分を守る手段なのです。
「自分を受け入れてほしい」という本心は、「拒絶する」という真逆の行動になってしまうのです。
第三者にすれば、不思議に見える行動は、生きる戦略なのです。
本心を知られたくない仕組み
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天邪鬼のパターンには、「本心を知られたく」ないのもあります。
「本当は好きなのに、バレたらどうしよう」
バレて嫌われたり、見下されたりすると嫌ですよね。
好きなのに、粗末に扱われたら、ダメージ大きいですよね。
この心理は防衛本能を考えたとき、当然のことです、
ところが天邪鬼の場合、少し違います。
相手が、受け入れているのに、好きだと言ってるのに、それでもダメなんです。
なぜでしょう?やっぱり気持ちが冷えないかと心配します。
だから「バレたらどうしよう」と心配して、無視したり、意地悪します。
無言、高飛車、暴言、嘘、反対の表現、怒らせる・・・・
こうなると、本気で愛していない相手ならともかく、
本気であるほど、相手はビビってしまいます。
しかし、「本当は好きなのに、バレたらどうしよう」なのです。
だから、大丈夫だと思っていても、ちょっとしたことでネガティブに考えて悲観します。
悲観すると、その表現は「怒り」になります。
やっぱり、「相手は解らない!」になってしまいます。
自分を解ってほしい仕組み
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「自分を解ってほしい」というのは、精神的な理解ではなく、「解ってくれている」という実感を得たいということです。
本心がバレても傷つかない安心感、何をしても大丈夫という信頼感を頭でなく実感したいのです。
これも特にヘンな話ではなく、大事な相手なら、そう思うのは自然なことです。
天邪鬼の場合、壁が強すぎて、近寄りがたくなってしまうのです。
「どうせ解らない」と決め込んでいたり、想いと裏腹の態度を「これでもか!」というくらい取り続けてしまうのです。
解ってほしい反動として、関心を惹こうとします。
家族や恋人、深い関係にある人々(友人、上司など)など関わりを切れない関係を良いことに天邪鬼な言動を取り続けてしまいます。
幼少期から体験で確信を持った特有の甘え方だと言えます。
試し行動の仕組み
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自分の態度、言動に関係なく、相手が自分自身の気持ちにまっすぐに来てくれると安心できます。
保育園にお母さんが迎えに行くと、反対の方向向いて走っていく子どもがいます。
保育園が楽しくてまだ帰りたくないのかと思う人がいますが、お母さんが自分を本当に愛しているのか、試しているのです。
お母さんが、どのような態度、言動をするのか、見ているのです。
お母さんが辛抱強く関わってくれると安心しますが、ただ辛抱強く待っていたら安心するかというと違います。
感情的な態度は、不信の原因になります。
実際に多いのが無視して、スマホをいじくって、あんまり長いと、「放って帰るよ」とガミガミ言うタイプ。
子どもは見ていてほしいのです。温かい言葉、イントネーションがとても大事です。
「私はお母さんに本当に愛されているのかな?」
「私は恋人に本当に愛されているのかな?」
「お母さんの、愛情は変わらないのかな?
「彼(彼女)の、愛情は変わらないのかな?
「お母さんを信頼していいのか?」
「「彼(彼女)を、信頼していいのか?」
子どもと成人の違いはあっても、テーマは全く同じです。
成人になっても、同じように試すのは、癖になってしまったのです。
頭では想像できていて、確信していても、せずにはいられない儀式のような癖(執着)なのです。
へそ曲がりの仕組み
マクドナルドというと、モスバーガーという。
吉野家というと、すき家という。
スターバックスといえば、ドトールという。
なんでもひとことが付いて回るのも、自分は人と違う、
人と違う自分は見る目があると言わんばかりです。
へそ曲がりと言われる癖(執着心)です。
人を見下すことで、優位に立つことで、称賛されたいのですが、ほとんど成功することはありません。
一目置かれたいのは、自己否定感が強いからです。
これには注意が必要です。
相手が主張していることが正論であっても、
認めてほしい一心で、同意せず、反論を展開する。
そこに正当性や説得力があればいいですが、見境なしにただ反論を展開すると
相手は迷惑し、話すのも嫌というようなことになり兼ねません。
それでも相手が関わらざるを得ない状況にあれば、それが弱みとなり、延々と主張を変えない。
こうなると「害」でしかありません。
両親(あるいは一方)に褒めてほしいときに、褒めてもらえなかった悔しさが、未解決のまま潜在意識を支配しているかもしれません。
素直になれない
素直になりたいけれど、気がつけば天邪鬼にも書きましたが、
本人にしたら素直になってもいい、なりたいという想いがないわけではありませんが、ついつい本心とは裏腹な言動をとってしまいます。
誰彼なくではなく、自分と関わらざるを得ない人との間では顕著です。
関係性が弱いと関わらなくても良いので、素直になろうとします。
素直になれるのは、「甘え」がないからです。
歪であっても、天邪鬼は素直になれない人特有の甘え方なのです。
まとめ
天邪鬼な人は悪気はありません。
ただ自分に注目してもらいたいけど、素直になれないのです。
永年の執着が、癖となってこびりついた状態です。
客観的に考えて損だと解ると想いますが、どうしても天邪鬼にこだわるのはひとつの儀式のようなものです。
ただ相手がいることを思うと、迷惑をかけているのは事実なので、自律できるようにチャレンジしましょう。
それには相手を信じること。人と人生は変わり続けることを受け入れることです。
揺れる波を泳ぐことです。泳がずに岸にはたどり着けないからです。
素直になりたいけれど、気がつけば天邪鬼も併せてお読みください。
子どもはどうして天邪鬼になり、どう克服するのか こちらもお読みください。
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