アサーティブ。世の中で一番大事なこと

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アサーティブネスあるいはアサーション(Assertiveness)は、自他を尊重した自己表現もしくは自己主張のこと。

アサーション・トレーニングの目的

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アサーション・トレーニングの目的は何だと思いますか。

ひと言でいうと、人を大事にすることを「学ぶ」こと。
自分を大事にすることを学ぶ、という意味にもなります。

自分を粗末にする人は、他人に対して粗雑になったり乱暴になったり、あるいは脅して付き合ったりするものです。
しかし、自分を大事にできる人は、同じように、他の人間も大事にすることができます。

自分を粗末にする人が自分を大事にするようになると、他の人間も大事にすることができます。

しかし、自分を大事にすることに慣れていない人は、居心地が悪くなります。

なぜでしょう。

自分には大事にされる資格がないと考える人

アサーティブ

自分には大事にされる資格がないと思い込んでいるんですね。

だから大事にされると、どうしていいか判らなくなり、反動で相手を傷つけようとします。自分の居心地の悪さは、相手に責任があると感じてしまうのです。

しかし、相手の人は自分も他者も同じように大事だし、自分が一番大事だと思っています。そこでなぜ自分が傷つけれるのか理不尽に感じます。

相手にすれば、双方がお互いに大事にすることが、この世の中で一番大事なことだと思っているので、不思議に感じるのです。

世の中で一番大事なこと

ゴール

しかし、冷静に考えると、居心地の悪さは、真実を伝えています。

自分のことを一番大事だと思っているのは、自分だけではありません。
ですから、相手のその気持ちも自分に対するものと、同じくらい大事にするようにします。

これが、世の中で一番大事なことなのです。

マインドフルネスはストレス低減に効果があると知られていますが、そのプロセスで気づきと慈悲を大事にします。
気づきと慈悲とは思いやりにおきかえられます。

自分と他者に思いやりをすることが、自分と相手の気持ちを大事にすることなのです。
世の中で一番大事なことだという理由が判ると思います。

人は誰も煩悩にまみれながら生きているのです。その煩悩の中で、花を咲かせることが、人生で一番大事なことではないでしょうか。

これこそが「人間の『し合わせ」」ではないでしょうか?

人生の花が咲くとき

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「人間の『し合わせ」」とひとことで言っても実際には、あらゆる機会に煩悩と出合います。それだけ自分が育まれ人としてより高みに到達できるということです。

人によっては煩悩を、「なくそう」「押さえつけよう」「排除しよう」「切り捨てよう」とします。しかし、煩悩を受けとめ、つき合いながら生きていくことで、人生の花が咲くのです。

人間は、自分の力だけで花を咲かせることはできませんし、清らかな生き方だけで人生の花を咲かせることもできないのです。

泥に咲く花です。

まとめ

アサーティブ

 

アサーティブネスあるいはアサーション(Assertiveness)は、煩悩の海にあって、自他を尊重すること。

煩悩の大海。泥に咲く花を咲かせた人が『し合わせ」になります。

泥に咲く花を咲かせた会社が成長します。

人がすることだからです。仕事が人を必要とします。

しかしその人が『し合わせ」に向かうことをしないと仕事は成長せず、会社も死にます。

同じことは家庭にもあてはまります。

家庭が人を必要とします。

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