うまく自分を伝えられない人が、伝えるコツを手に入れる習慣

アサーティブネス
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こんにちは、人生100年時代の「マインドフルネス実践講座」のコーチ、コーナンダアNです。

うまく自分を伝えられないという悩みはありませんか?

言葉で伝えることができなくて、行動で表現する。
相手はなにが起こったのか解らなくて戸惑ってしまう。

相手の反応にあなた自身も驚いてしまう。
こんな経験ありませんか?

人生の達人ならうまく受け止めることができても、ほとんどの人はそこまでスキルが高くない。

でも大丈夫、ちょっとしたコツをつかめば飛躍的に改善できるので安心してください。

伝えるコツを習慣にする方法のご紹介です。

自分を伝えるにもトリックがある

コツは英語でtrick。そうなにごともちょっとしたトリックがあります。
自分を伝えるにもトリックがあります。

伝えるコツを手に入れる習慣は実は簡単なので、決めつけ、思い込みは一旦横に置いておきましょう。

人はひとりでは生きていけません。
ひとりを別にすれば、最小の単位はふたりです。

夫と妻。子どもとお母さん。上司と部下。ふたりからチームワークなのです。
強力なチームワークをするためには「トリック」は必然です。

チームワークというトリック(コツ)

チームワークがとれていない集団は衰退して、最終的に破滅します。

チームワークがとれていると共通の目的に向かって情熱的に邁進できます。
逆にチームワークがとれていないと、バラバラになってしまいます。
カップルはふたりですが、チームワークがとれないと互いの孤立してしまいます。
家族も同じです。

うまく自分を伝えられない人は、自分を意識する以上にチームワークを意識してください。
チ−ムをまとめるコツは、チームの目標を意識することです。

チームの目標(トリック)がスタンダード(真実)になる

うまく自分を伝えられない人は、自分が気になるのでうまく伝えないといけないと気にします。
気にすればするほど伝えられなくなります。

たとえばお店(=チーム)の目標が、お客様に喜んでもらうことだとします。
お客様の気持ちがスタンダードになるので、

  • こんなことをしたらお客様が喜ぶ。
  • そんなことをしたらお客様が悲しむ。
  • あんなことをしたらお客様が怒る。

お客様の気持ちになって考えったら、私が言うのではなく、お客様の気持ちになったら「こうじゃないの」と言えるのです。お客様の気持ちとはチームの目標(=課題)です。
課題はコツ、トリックなのです。
「私が言うのではなくお客様の気持ちが言わせるのです」というスタンス(=トリック)です。

トリックというと騙しているような気がしますが、仲良くするための仕掛け(トリック)なのです。
しかしトリックに邁進していると真実になっていき、トリックを仲介に特別な関係に育ちます。

チームワークとは仲良くすることではなく、全員が役割を果たせることです。
全員が役割を果たすことで、信頼感が育って自然と仲良くなるのです。

チームワークは本来の機能を引き出します。
逆にチームワークがとれていないと本来の機能を引き出せないので、関係がギクシャクするのです。

チームワークの最小単位はふたりです。

「目標を知って応援する」あるいは共通の目標を掲げる

彼と彼女の関係だった場合、コツとなる目標(=トリック)はなんでしょう?
親友同士だった場合、コツとなる目標(=トリック)はなんでしょう?

黙ってつきあうのではなく、目標(=トリック)を掲げてはどうでしょうか?
もし、それが難しいというなら、相手の目標を応援することです。

共通の目標は強力なトリック(=コツ)になります。

関係が冷えていく夫婦には、共通の目標(=トリック)がありません。
バラバラに暮らしている実態がバラバラがスタンダードになるのです。(原因=結果です)

「自分が言うのでない、目標が言ってる」というトリック

リーダーシップとは、目標(=課題)がなにかをきちんと掴んで、ガイドラインを明確に示せることです。

リーダーシップを勘違いする人は、「特異な能力」だと思い込んでしまう人です。

特異な能力でチームを引っ張るとしたら、それこそトリッキーなのです。

優れたリーダーは伝えベタ

  • 全員が自分のためであはなく、チームのために働く
  • やる気と方向性をしっかり伝えて与えることができる
  • 全員が一緒に働くことを楽しんでいる
  • チームワークができるように、不足する能力を養うようにしている

自分の気持ちを伝えることができないのに、リーダーみたいなことできない!と思い込んではいけません。

自分の気持ちを伝えるのではなく。対象(たとえばお客様)の気持ちを伝えるのです。

だから平気でできます。

自分の気持ちを伝えることができない特性が逆にメリットになります。

どんな言い方をしたら相手を傷つけることなく、対象(たとえばお客様)の気持ちを伝えられるかを考えるからです。

引越し屋さんが、重い冷蔵庫をひとりで軽々と運べるのは力持ちだからではありません。
コツを知っているからです。

力自慢の人なら、懸命に力で動かそうとするでしょう。そこがトリックなのです。

ライフスキルは生きるトリック

ライフスキルとは生きるコツなのです。

どうしたらうまくやれるか。
大リーガーと比べて身体的能力では見劣りしても、頭脳も身体の一部として上手に活用して大リーガーの尊敬を集めたイチローさんが良い見本です。

短所を長所に変えることができるのがライフスキルです。

 

まとめ

うまく自分を伝えるにはコツがあります。コツをつかめば誰でも伝えることが得意になります。

自意識過剰になるのをやめなさいと言ってもなってしまうのは仕方がありません。

自意識過剰になっても伝える方法があります。

判らなくても、出来なくても、アサーティブ(積極的に自己表現)。
人生は誰もが主役。

対象を主役にすることで、自分が主役になります。トリックですね。

たとえば多くの企業、団体がチームワークの重要性を説いています。
しかし実際にはチームワークの確立に失敗しています。

なぜならチームワークがもたらす恩恵を理解していないからです。
本当に理解していたらもっと大事にします。

チームワークのコツは、その点にあります。