人生を支配している人生のガイドラインに気づくマインドフルネス瞑想

三つ子の魂、百まで アサーティブネス
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気づき

人生を変える人生のガイドラインに気づく毎日5分のマインドフルネス瞑想はいかがですか?

ベッドで瞑想する習慣ありますか?
ほとんどの方はないですよね。

「グーグルのマインドフルネス瞑想」は、アメリカの企業に広まり多くの企業で採用されています。
そのグーグル社内でさえ、良いことは知っているが「瞑想はしていない」と回答する人が多いそうです。

だから余程、何かないとしなくて、当然だと思います。

それでも今回、ベッドでできるマインドフルネス瞑想をお勧めするのは、大切すぎることがあるからです。

大切すぎることとは、心当たりがする人も多いと思います。
「なぜ、毎回同じような人を好きになるか」という問題です。

でも、それは「恋愛だけに限らない」のです。
人は、性懲りもなく、ずっと同じことを死ぬまで繰り返すからです。

あなたを支配する間違った人生のガイドラインは、あなたの立場に関係なくあなたを支配します。
ストップをかけるのにふさわしい落ち着きのあるベッドで行うマインドフルネス瞑想をご紹介します。

目次 [表示]

無意識のうちに同じ行動ができるようになる

同じことの繰り返し

車の自動運転化が話題になるこの頃です。

毎朝。自宅から駅まで歩くとき、最短距離の慣れた道を歩くはずです。
電車に乗るときも、ホームで待つ位置は決まっているのではないでしょうか。

慣れて決った行動を繰り返していけば、脳の中に神経回路ができあがり、無意識のうちに同じ行動ができるようになります。
その方が目的を果たすには効率はよくなります。

私たちは、無意識のうちに同じ行動を繰り返しています。
どもここでいう「無意識のうちに同じ行動を繰り返している」とは、このレベルのことではありません。

 

朝起きて、顔を洗って歯を磨き、食事をして駅へ向かう、その問、自分の行動をどうすればいいか考えることがありません。

脳の中には、効率良く動けるように脳の「神経回路」ができあがっていて、それに従って行動しているからです。

生活や仕事をスムーズに行うには重要な仕組みですが、時にはそれが障害になります。

変えなくてはいけない局面に遭遇しても変えることができなくなります。

たとえば新たな問題を解決しようとするとき、経験を通じて脳にでき上がったプログラムが邪魔をして、新しい解決方法を受け入れられない状態に陥るのです。

脳は長年の経験で、最適な結果を出しやすくなっていますが、周辺の事態が変わってきたときに、うまく対応できないのです。

「成功体験にこだわっている」という表現で伝える場合もそうですが、なにより同じことばかりしているのでイメージができないのです。
イメージができないことは展開のしようがないのです。

会社だったら人事異動・人材登用という手段もある

人事異動

組織の場合、これを突破する方法のひとつが、新しい人材の登用です。
具体的な方法はいくつかありますが、それをしても失敗するのは、アイデアを採用することとマネジメントスタイルは別の問題だからです。

「なにをするか」と「どう在るか」は別次元のことで、特に「どう在るか」はすぐに変えようがないようです。
脳の神経回路は両方で変わらないと変わったことになりません。

これには周囲からのアドバイスがなければ無理なのですが、アドバイスを聞く耳と、アドバイスをしてくれる人が周囲にいるかどうかが鍵になります。

さらにマネジメントスタイルは、もっと深い神経回路と密接な関係があります。

三つ子の魂、百までも

三つ子の魂、百まで

人は幼少の頃に強い感情体験をします。
内容は人によって違いますが、「三つ子の魂、百までも」と昔から言われています。

しかし、「三つ子の魂百まで」の意味を、勘違いして使っている人はかなり多く、勘違いした意味で使っている人の方が多いのではないかと思います。

「小さい頃の性格が、大きくなっても残っている」という文脈で使用されています。

でも人生を決定づけているのは、性格ではありません。
未解決の記憶の再現です。

子どもの心に残っているのはなんらかのコンプレックスです。

もっとも子どものことですから、大人から見たら大したことではなく、日常のよくあるできごとのワンシーンに過ぎす、それで子どもが傷ついたとか、衝撃を受けたとか気がつきません。

なので大半はケアされることもなく過ぎて行きます。

しかし子どもは、無力なので、ことによっては生死に関わる大問題と思います。
親にしたら、青天の霹靂というやつで、考えたこともない場合が大半です。

悲しい記憶が人生のガイドラインになる

悲しい記憶

人生のガイドラインはどのように働くのでしょう。

これは一例ですが、当時5歳の女の子のことです。

家に職場を持っていた父親が愛人を作って、夕方になると食卓に現れることなく愛人宅に行ってしまう。

女の子にしたら、母親の様子や言動から、なんとなく察してしまいます。
これが毎日続くと、原風景として脳裡に焼き付きます。

女の子は母親に聞くことさえできません。
「大事なことは言えない」思い込みをしてしまいます。
性格のように思われますが、性格ではなく思い込みです。
思い込みは強い「緊張」になります。

このできごとは、性格以上に、成長してどんな教育を受けても、人生のガイドラインになります。

女の子は成長すると、異性との間で、この光景のすべてを再現します。

「自分は愛する人に背を向けられる」という思い込みが自分を支配します。
仮に愛する人に愛され求められても、「背を向けられる」事態を自分で作り出してしまいます。

「大事なことは言えない」思い込みも再現するので、相手に伝わらなくなります。

思い込みは目的化する

プログラミングされた記憶

思い込みは目的化してしまうのです。人生のガイドラインになります。

しかも同じ物語を何度も演出してしまいます。

これが彼女の人生になります。生涯続きます。

他のことは、付け足しのようになってしまいます。

  • どんなライフプランしていますか
  • どんなライフデザインですか
  • どんな仕事をしたいですか
  • 夢はなんですか
  • どんな方と結婚したいですか
  • どんなところで暮らしたいですか。

これら、一度は考えることも、ここには人生のガイドラインはありません。

 

人生のガイドラインは5歳まで決まっている

重要な質問を全部付け足しにしてしまう、ガイドランは、5歳までに感じた光景にあります。

それを是正しないと、本当のライフプランに進めないのです。

人生のガイドラインへの気づき

気づき

瞑想は気づきのための行為です。

でもブッダ(お釈迦様)ですら、人生のガイドラインに触れていません。
ブッダの言う気づきは無我無心の宇宙的に人とつながる大きな気づきです。

ブッダ(お釈迦様)がいう「四苦八苦」に人生のガイドラインは含まれています。
感情的な記憶は「四苦八苦」の原因になるもので、あなたを苦しめ続けているものです、
出来るなら一刻も早く解放されるべき感情体験です。

あなたは解放されたいと思っていますが、同時に失敗するようにプログラミングされています。
過去にうまくいかずに傷ついた体験だからです。

未解決の問題とは、解決することを目的にしていないです。
その再現が、プログラミングされたことなのです。

トライ&エラーならトライする価値があります。
しかし、そのトライ&エラーは「永遠のエラー」になっているのが問題なのです。

では、なぜ「永遠のエラー」なのでしょう。
あなたが、そう決め込んでいるからです。
だからうまくいきそうになるとあなたが壊します。

解決するには、あなたが「気づく」のが始まりです。

自己実現している人とあなたの違い

再現する悲しい記憶

自己実現している人とあなたの違いは、何の違いでしょう?

能力の差、あるいは努力の差だと思っているかも知れません。
でも人は好きなことをやっていると疲れません。
無理に努力するから疲れるのです。

人生のガイドラインの違いです。

一般社団法人いきいきゴエス協会
どのようにして、ネガティブなガイドラインが、あなたのガイドラインになってしまったのか。

マインドフルネス瞑想で気づきましょう。

まとめ

人生のガイドラインにどのように対峙するのか。

マインドフルネス瞑想における「気づき」は「無我無心」に到達する「無」への気づきです。
つまり「自分を意識しなくなる」ことです。

しかし、ここでお話したことは、自分の過去の体験への気づきです。
言うなれば、自分を意識することです。まるっきり逆です。

あなたを支配する過去の記憶「人生のガイドライン」を知って、クリアにしなければ、いつまでも自分を意識するので、「無我無心」に到達するプロセスとしてご提案しました。

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